【例文あり】承諾後の辞退はNG!内定を保留したいときに抑える3つのポイント!

断固拒否する男性のイラスト
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転職の内定をもらったけど迷っている…
できることならしばらく保留したい…
内定を承諾した後に辞退はできるの?

こんなお悩みを解決します。


僕(@koumablog)は令和3年に10年勤めた会社(信用金庫)を辞めて、一般企業に転職しました。

本当に平凡な会社員でしたが、思い切って転職した結果、やりたい仕事や自分の時間を手に入れることができて充実した生活を送っています。

転職後の会社では「経理」と「採用関係」を担当しています。

  • 実際に10年勤めた会社から転職した経験があること
  • 今の仕事で中途採用に携わり、企業側の目線からも話ができること
  • 今の仕事で様々な人材会社から最新の情報を聞いていること

これらの経験をもとに情報をお届けしますので、きっとあなたのお役に立てると思います!

  • 他の企業との比較
  • 今の会社からの引き止め
  • 家族からの反対

転職の内定をもらった後に、さまざまな理由で回答を迷ってしまうケースは多いです。

できることなら回答を一旦保留したい…

と思うこともありますよね。

結論から言うと、内定先に回答の保留を伝えるのは全く問題ありません!

ただし、伝え方についての例文やコツを掴んでおかないと、内定先からの印象が悪くなります。

ぜひこの記事を読んでいただき、内定先に納得してもらえる説明をしましょう!

この記事の結論は下記の通り。

内定保留できる期間は?
  • 基本的に7日~10日(内定先に確認必要)
内定保留の主な理由
  • 併願している企業と迷っている
  • 今の会社に残ろうか迷っている
  • 家族に反対されている
保留するときに相手に必ず伝えるべき項目
  • 保留にしたい理由
  • 入社意欲があること
  • いつまでに回答するか
内定保留の連絡方法(下記に例文あり)
  • 電話
  • メール

順番に解説していきます。

目次

内定承諾後の辞退はNG

慌てて電話をかけるビジネスマンのイラスト

まずはじめに、内定を承諾した後の辞退はNGです。

1度承諾した後に辞退すると法律的に罰せられるの?

内定通知書に法的な拘束力はないので、承諾後の辞退が法律的に問題があるわけではありません。

しかし、1度承諾した後に辞退をすることには次のようなリスクがあります。

  • 内定先からの信用を失う
  • 転職エージェントを利用していれば、エージェントからの信用を失う
  • 過去には内定承諾後に辞退をして裁判になった例もあり

これらのリスクは避けたいところ。

内定は慎重に検討し、基本的に承諾した後は辞退しない方がいいでしょう。

内定を保留できる期間は7日~10日

オーケーサインを出すビジネスマンのイラスト

承諾後の辞退はダメですが、承諾前の段階で内定の回答を保留することは全く問題ありません。

じゃあじっくり考えて回答すればいいんだね!

と思いがちですが、もちろん限度はあります。

内定を保留できる期間の相場は7日〜10日です。

これはあくまで相場なので、長いケースもあれば短いケースもあるでしょう。

回答を保留する際には、内定先に期日を確認するのがベストです。

内定保留の主な理由

3つのポイントを説明するビジネスマンのイラスト

内定を保留するのはどんな理由が多いの?

内定を保留する理由として多いのはこの3点です。

  • 併願している企業と迷っている
  • 今の会社に残ろうか迷っている
  • 家族に反対されている

併願している企業と迷っている

転職活動では複数の企業の選考を受けることは決して珍しくありません。

そのため、内定が出ても、他に検討している企業と比較して迷ってしまうことが多いです。

企業側も、数社に対して転職活動を行っているケースを珍しいとは思わないので、併願している企業と迷っていることは伝えても問題ありません。

ただし、「御社に入社意欲はある」という意思は必ず内定先に伝えるようにしましょう。

今の会社に残ろうか迷っている

内定をもらったけど今の会社に残っても良い気がしてきた…
今の会社に引き止めにあって迷う…

このパターンも非常に多いです。

やはり転職は不安を感じるもの。

今の会社の良さを改めて感じることもありますよね。

この場合は、冷静&客観的に今の会社と転職先を分析するしかありません。

2つの会社を徹底的に分析し、決断しましょう。

内定に迷う方についてはこちらの記事を参考にしてください。

転職活動で内定が出たが迷う…決められない人が考えるべき7つのこと

ただ、ここで注意しなければならないのは「引き止めに合って迷っている」パターンです。

結論、引き止めに合って迷う場合は今の会社に残るべきではありません。

なぜなら、会社は基本的に一旦退職を切り出した社員に対して厳しいから。

一旦会社を辞めると言い出した社員

この会社のためだけに頑張ってくれる社員

どちらを優遇したいかは明らかですよね。

たとえ「昇進、昇給」をすると言われて会社にとどまったとしても、残念ながらその先はありません。

1度退職を切り出したら後戻りはしない方がいいでしょう。

家族に反対されている

家族から転職を反対されるパターンも非常に多いです。

家族に反対されたまま転職したとしても、幸せになれるかは難しいところ。

もしあなたが幸せな転職をしたいなら家族に納得してもらうしかありません。

有効な方法としては

  • 給与が上がるなど目に見えるメリットを説明する
  • 内定先の役員&社員に家族に会ってもらう

があります。

特に内定先の役員&社員に家族に会ってもらうのは有効です。

家族が転職に反対するのは、「あなたのことが心配だから」という理由が大きいです。

実際に内定先の人間に会い、人柄や会社の雰囲気を理解することで、心配が和らぐことは大いにあります。

内定先も、あなたを本気で採用したいのであればきっと会ってくれるはず。

あなたに転職の意思が強ければ、家族との面談を依頼してみるのもいいでしょう。

保留を伝えるときに必ず言うべきポイント

何かを書くビジネスマンのイラスト

保留を伝えるときに言っておかないといけないことはあるの?

結論、この3つは必ず伝えるようにしましょう。

  1. 保留したい理由
  2. 入社意欲があること
  3. いつまでに回答するか

保留したい理由

内定を保留したいと伝えるときには必ず「保留したい理由」を伝えましょう。

特に理由も無いのに迷っていると思われると、内定先からの印象が非常に悪くなります。

入社後のことも考えて、保留したい理由は必ず伝えるようにしましょう。

上記で挙げたような理由であれば、正直に伝えてしまって問題ありません。

入社意欲があること

保留させてほしいが、御社に入社したい気持ちは変わらず強いです!

ということも必ず伝えましょう。

入社意欲を感じない状態での保留は、内定先からの印象が悪くなります。

入社する可能性がある限り、入社意欲が強いことは必ずアピールしておくべきですよ!

いつまでに回答するか

回答を保留する際には、必ず「いつまでに結論を出すか」を伝えましょう。

無期限に保留してしまうと、内定先にも迷惑がかかります。

こちらから保留を依頼するのであれば、

〇日以内に回答します
〇月〇日までの回答します

と伝えましょう。

基本的には7日〜10日ですが、内定先から期限の提示があれば合わせましょう。

内定保留は電話かメールが基本

メモを取るビジネスマンのイラスト

内定保留ってどうやって伝えればいいの?

基本的には

  1. 電話
  2. メール(電話がつながらなければ)

で行いましょう。

電話の具体例

内定保留の連絡は、基本的には電話で行いましょう。

電話する場合には、内定先の営業日&営業時間内で連絡するのが基本です。

具体例

お世話になります。御社より内定をいただいた〇〇と申します。

改めまして、この度は内定のご連絡をいただき誠にありがとうございました。

実は、入社のお返事についてしばらく猶予をいただきたいと思いご連絡差し上げました。

理由としては〇〇(保留したい理由)です。

御社への志望度は高く、内定のご連絡をいただいて大変嬉しいですし、当然ながら入社意欲もございます。

しかしながら〇〇(あなたの考え、思い)から、今しばらく猶予をいただきたいと思い、大変恐縮ではございますが、ご連絡差し上げました。

〇月〇日まで返事をお待ちいただくことは可能でしょうか?

内定をいただいたにも関わらず、身勝手な申し出をしてしまい申し訳ございません。

ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。

改めまして、この度は内定ありがとうございました。失礼いたします。

メールの具体例

電話がつながらない場合は、メールで連絡します。

メールを送る際にも電話と同じく、営業日&営業時間内に送信をしましょう。

具体例

件名:内定通知に対する回答のご連絡について

本文:

株式会社〇〇 採用担当 

〇〇様

いつもお世話になっております。先日選考を受けさせていただいた〇〇と申します。

この度は、内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。

実は、内定に対してのお返事について、しばらく猶予をいただきたいと思いご連絡を差し上げました。

理由としては〇〇(保留したい理由)です。

貴社への志望度は高く、内定のご連絡をいただいて大変嬉しいですし、当然ながら入社意欲もございます。

しかしながら〇〇(あなたの考え、思い)から、今しばらく猶予をいただきたいと思い、大変恐縮ではございますが、ご連絡差し上げました。

〇月〇日まで返事をお待ちいただくことは可能でしょうか。

内定をいただいたにも関わらず、身勝手な申し出をしてしまい、大変申し訳ございません。

ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。

改めまして、この度は内定ありがとうございました。失礼いたします。

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自分の名前

転職エージェントを利用している場合はエージェント経由での返事でOK

転職エージェント3名が並んだイラスト

転職エージェントを利用している方は、基本的に自分で返事をする必要はありません。

エージェントの担当者に内定保留したい旨を伝えるだけでOKです。

自分で気を遣って電話の内容や文面を考えなくてもいいのも転職エージェントのメリットですね。

ただし、転職エージェントに対しても伝えなければならないことは同じ。

保留の理由と入社意欲があること、いつまでに回答するかについては必ず伝えるようにしましょう。

まとめ

ガッツポーズするビジネスマンのイラスト

今回の記事をまとめました。

内定保留できる期間は?
  • 基本的に7日~10日(内定先に確認必要)
内定保留の主な理由
  • 併願している企業と迷っている
  • 今の会社に残ろうか迷っている
  • 家族に反対されている
保留するときに相手に必ず伝えるべき項目
  • 保留にしたい理由
  • 入社意欲があること
  • いつまでに回答するか
内定保留の連絡方法
  • 電話
  • メール

内定を保留するのは悪いことではありません。

ポイントを押さえて説明すれば、内定先も必ず理解してくれます。

転職の決断はじっくり考えて出すのがベストですよ!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

断固拒否する男性のイラスト

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