信用金庫から転職するときの職務経歴書の書き方が分からない…
具体的にどうやって書けばいいの?
こんなお悩みを解決します。
僕(@koumablog)は令和3年に10年勤めた信用金庫を辞めて、ほぼ毎日定時上がりのホワイト企業に転職しました。
本当に平凡な職員でしたが、思い切って転職した結果、やりたい仕事や自分の時間を手に入れることができて充実した生活を送っています。
転職後の会社では「経理」と「採用関係」を担当しています。
- 信用金庫に10年間勤務し、実際に転職した経験があること
- 今の仕事で中途採用に携わり、企業側の目線からも話ができること
- 今の仕事で様々な人材会社から最新の情報を聞いていること
これらの経験をもとに情報をお届けしますので、きっとあなたのお役に立てると思います!
- 信用金庫職員用の具体的なサンプルが見られる
- 職務経歴書に記載するべき項目が分かる
- 職務経歴書を書くときの5つのコツが分かる
職務経歴書って、何をどう書けばいいのか迷いますよね。
僕も作成し始めた当初は何を書けばいいのかまったく分からず苦労しました。
参考にしたくても信用金庫職員のための職務経歴書のサンプルってほとんど無いんですよね…
この記事では、職務経歴書の書き方のコツだけでなく、僕が実際に信用金庫から転職成功したときに作成した職務経歴書のサンプルを添付しています。
書き方のコツを知ってサンプルからイメージを掴めば、あなたもスムーズに職務経歴書を書くことができ、選考を通過できる確率がグッと上がりますよ!
この記事の結論は以下の通りです。
過去の実績やスキルを具体的に伝える書類
- 職務要約
- 職務経歴
- スキル・資格
- 自己PR
- 見やすいレイアウトで書く
- 具体的な実績を数値で書く
- プロセスを書く
- 応募先の求める人物像に合うように調整する
- 転職エージェントに添削してもらう
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
職務経歴書は過去の実績とスキルを伝えるもの
そもそも職務経歴書ってなに?
職務経歴書とは、過去の仕事の内容や実績、仕事を通じて得た知識やスキルを具体的に企業担当者に伝えるための書類です。
ちなみに似た書類で「履歴書」がありますが、履歴書は一般的に基本的なプロフィールだけを書く書類なので、全然意味合いの違う書類です。
企業の採用担当者は職務経歴書を見て次のステップに進むかどうかを決めるので、職務経歴書は実質の1次選考です。
つまり、非常に重要な書類ということです。
信用金庫職員の職務経歴書(サンプル)
実際に僕が転職成功したときに作成した職務経歴書のサンプルを掲載します。
(一部伏字や修正をしていますのでご了承下さい)
このサンプルをGoogleドキュメントファイルで確認したい方はこちらからどうぞ。
よければ参考にしてください。
職務経歴書に記載すべき項目
職務経歴書って結局何を書けばいいの?
結論、書くべきなのはこの4項目です。
- 職務要約
- 職務経歴
- スキル・資格
- 自己PR
基本的には、この4点を抑えておけばOK。
なお、全項目の共通点として、きれいにまとめたければ、
- 【】、()、<>などの記号の利用
- 箇条書きの利用
を使うと効果的ですよ!
職務要約
これまでの経歴や業務内容を簡潔にまとめたものです。
職務要約を見ただけで、あなたが社会人になってから今まで何をしてきたのかがイメージできるような文章を書きましょう。
採用側は膨大な量の職務経歴書を見ています。
そのため1枚1枚を細かく読むことはありません。
この職務要約は必ずきれいにまとめて、職務要約の文章だけで書類選考を決める気持ちで丁寧に書きましょう。
職務経歴
これまでの職務の詳細を時系列にまとめたものであり、最も重要な項目です。
時系列に沿って
- 業務内容
- 取扱商品
- 取引顧客
- 実績
- 実績までのプロセス
などを分かりやすく詳細に書きましょう。
スキル・資格
スキルや保有資格は全て書いておきましょう。
信用金庫で取得できる資格は金融機関内でしか効果が無いものもありますが、それでも書いておいた方がいいです。
自己PR
自分の強みや転職先で活かせることを具体的に文章で記載する項目です。
この項目においても、実績とプロセスは必ず書くようにしましょう。
実績やプロセスを書くことで、あなただけの特徴や考え方が企業側に伝わるからです。
この自己PRは、応募先の求める人材像に応じて変えることを強くオススメします。
職務経歴書のコツ5選
書くべき項目は分かったけど、選考に通りやすいコツはないの?
結論、この5つのコツを意識して書きましょう。
- 見やすいレイアウトで書く
- 具体的な実績を数値で書く
- プロセスを書く
- 応募先の求める人物像に合うように調整する
- 転職エージェントに添削してもらう
見やすいレイアウトで書く
大前提として、まずは見やすいレイアウトで書きましょう。
以下の5点を意識すれば見やすいです。
- パソコン入力
- 誤字脱字がない
- 箇条書き中心
- フォントは11または12
- A4用紙1枚または2枚程度に収める
これを意識するだけで、見やすい職務経歴書を作成できますよ!
具体的な実績を数値で書く
実績は必ず具体的な数値で書きましょう。
具体的な数値で書くことで説得力が大きく増すからです。
- 法人取引先〇社に営業活動を行った結果、〇件の融資実行に繋がり、貸出金目標対比〇%を達成した。
- 多くの法人取引先に営業活動を行った結果、貸出金目標を上回った。
同じ内容ですが、説得力が全然違いますよね?
ぜひ、実績には具体的な数値を用いるようにしましょう!
プロセスを書く
実績も重要ですが、その実績に至るまでのプロセス(過程)を書くことも非常に大事です。
プロセスを具体的に書くことで、あなたの仕事への取り組み方や考えが伝わります。
企業の採用担当者は
あなたがどんな考え方なのか?
あなたの仕事の取り組み方、工夫がこの会社でも活かせるものなのか?
を重視しています。
実績だけを書いていても、採用担当者には刺さりにくいです。
実績と同様にプロセスも具体的に書いてアピールしましょう!
応募先の求める人物像に合うように調整する
実は、職務経歴書は1度作ったら終わりではありません。
提出する企業によって作り変える必要があります。
なぜなら、求める人物像は企業によって全く違うから。
職務経歴書は、求める人物像に沿った実績やスキルを書くことが非常に重要です。
例えばマネジメント職の募集であれば、あなたの「管理職での実績&プロセス」を重点的に書くべきですし、営業職の募集であれば「営業で残した実績&プロセス」を重点的に書くべきです。
毎回1から書いている時間なんてないよ!
と思うかもしれませんが、全て最初から書く必要はありません。
企業によって変えるのは自己PR文だけでOKです。
あなたが特にアピールしたい実績&プロセスをあらかじめいくつか決めておき、企業に合わせて自己PR文を作成しましょう。
企業に合わせて変えるのは大変な作業ですが、職務経歴書の選考が通らなければ内定は獲得できません。
必ず企業に合わせて調整することをオススメします!
転職エージェントに添削してもらう
転職エージェントに登録すると、担当者に職務経歴書を添削してもらうことができます。
プロに内容を添削してもらうと、仕上がりがケタ違いに変わります。
事実として、選考に通過している職務経歴書は転職エージェントの添削を受けているものが圧倒的に多いです。
しかも、ほとんどの転職エージェントは無料で利用できるので、これを使わない手はないですね。
でも転職エージェントなんていっぱいあって決められないよ!
という方には、マイナビ金融AGENTをオススメします。
マイナビ金融AGENTは、担当者が金融業界出身者で構成されていることが大きな特徴です。
担当者が金融業界出身なので、あなたが作った職務経歴書を深く理解してくれますし、さらに良くなるように丁寧に添削してくれますよ!
大手人材会社マイナビが経営するエージェントなので信頼性も高く、求人情報も金融業界、異業界ともに豊富にあります!
迷ったらまず登録してみることを強くオススメします。
他のオススメの転職エージェントについてはこちらの記事をご覧ください。
≫【最新版】信用金庫職員におすすめの転職エージェント!【無料】
まとめ
今回の記事をまとめました。
過去の実績やスキルを具体的に伝える書類
- 職務要約
- 職務経歴
- スキル・資格
- 自己PR
- 見やすいレイアウトで書く
- 具体的な実績を数値で書く
- プロセスを書く
- 応募先の求める人物像に合うように調整する
- 転職エージェントに添削してもらう
職務経歴書は、転職の合否を決める非常に重要な書類です。
ぜひ、あなたの強みが伝わる職務経歴書を作成し、良い転職をしましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント