「信用金庫を辞めるなんてもったいない」と言われた…
本当にもったいないの?
こんなお悩みを解決します。
- 信用金庫を辞めるのは本当にもったいないのかが分かる
- なぜ周りは「もったいない」と言うのかが分かる
- 「もったいない」と言われたときにどう考えればいいのかが分かる
僕(@koumablog)は令和3年に10年勤めた信用金庫を辞めて、ほぼ毎日定時上がりのホワイト企業に転職しました。
本当に平凡な職員でしたが、思い切って転職した結果、やりたい仕事や自分の時間を手に入れることができて充実した生活を送っています。
転職後の会社では「経理」と「採用関係」を担当しています。
- 信用金庫に10年間勤務し、実際に転職した経験があること
- 今の仕事で中途採用に携わり、企業側の目線からも話ができること
- 今の仕事で様々な人材会社から最新の情報を聞いていること
これらの経験をもとに情報をお届けしますので、きっとあなたのお役に立てると思います!
この記事では
- 信用金庫を辞めることは本当にもったいないのか
- 周りはなぜ「もったいない」と言ってくるのか
について解説します。
結論、信用金庫を辞めることは全然もったいないことではありません。
なぜなら、信用金庫業界には将来性が無いから。
また、周りが「もったいない」と言ってくるのは
- 信用金庫は「なんとなく」良いイメージがあるから
- 転職という行為が「悪」だと思っているから
- 他人が転職することに対しての嫉妬
という全く説得力が無いケースがほとんどです。
他人の意見に振り回される必要はありません。
この記事が、あなたが前向きに行動するための参考の1つになれば嬉しいです!
信用金庫を辞めるのはもったいなくない
やっぱり信用金庫を辞めるのはもったいないの?
結論、全然もったいなくないです。
全国的にも、信用金庫をはじめとする金融業界から転職をしている方は年々増えている状況です。
出典:【銀行・証券業界】2021年転職市場の展望 リクルートエージェント
https://www.r-agent.com/guide/article9460/
金融業界からの転職者数は、10年間でおよそ3倍に増えています。
転職して後悔している方が多いのであれば、金融業界からの転職者は年々こんなに増加しないはず。
客観的なデータから見ても「信用金庫を辞めることはもったいない」と考える必要は無さそうですね。
また、僕自身も散々「辞めるなんてもったいない!」と言われましたが、転職して後悔などまったくしていません。
ノルマ、特殊な文化など嫌なことからすべて解放されました。
信用金庫を辞めた元同僚に話を聞いても、後悔している人はほとんどいませんでした。
詳しくはこちらの記事を読んでみてください。
≫辞めて後悔?信用金庫を辞めてよかった5つのこと【ノルマ、文化、自由】
なぜ周りは「信用金庫を辞めるなんてもったいない!」と言うのか
じゃあどうして周りは「もったいない」と言うの?
「信用金庫を辞めるなんてもったいない!」と言われる理由はこの3つです。
- 信用金庫は「なんとなく」良いイメージがあるから
- 「転職」という行動が悪だと思っているから
- 他人が転職して良い会社に行くことに対しての嫉妬
順番に解説します。
信用金庫は「なんとなく」良いイメージがあるから
金融業界以外の人から「もったいない」と言われる理由は、ほぼこのパターンです。
この人たちは、信用金庫の現状を知らないので「世間的なイメージ」で考えています。
大多数の人の世間的なイメージは「信用金庫=堅実で良い仕事」。
金融機関には、今の時代でも「安定していて給与も高い」というイメージがあります。
確かに、昔の金融機関は景気が良く給与も高かったですが、今は全く違います。
にも関わらず、世間的なイメージで考えているから
あんなに安定して給与も高い信用金庫を辞めるなんてもったいない!
という言葉が出てくるんですね。
実際の現状は、あなたが1番良く分かっているのではないでしょうか。
なんとなくのイメージで決めつけてくる言葉に説得力はなく、無視でOKです。
「転職」という行動が悪だと思っているから
最近では、転職は当たり前の選択肢になりつつありますが、いまだに転職に抵抗がある人は少なからずいます。
転職は今の会社から逃げているだけ!
仕事が嫌でも1度入った会社にしがみつけ!
という、転職は「悪」という発想ですね。
この発想は、特に年齢層が高めの人に多いです。
この発想の根底には「年功序列・終身雇用」という意識があります。
「年功序列・終身雇用」であれば、辛い仕事でも、続けていれば給与も上がったし昇進もできました。
そんな人たちからすれば、転職という行動自体が「もったいない」と感じるのでしょう。
しかし、残念ながら「終身雇用」はすでに崩壊しています。
日本を牽引する大企業「トヨタ自動車」の豊田社長が2019年に発言した
なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた
という言葉は有名ですよね。
もはや、どの会社においても「年功序列・終身雇用」は期待できない状況です。
結論、転職は「悪」という発想はかなり時代遅れと言えます。
時代遅れの言葉を気にする必要はありません。
他人が転職して良い会社に行くことに対しての嫉妬
中には、職場の若い先輩や同僚から
信用金庫から転職するなんてもったいない!!
と言われることもあるでしょう。
実はこれ、本心ではなく実際には
- 他人が自分よりいい会社に行くなんて認めたくない
- 自分がいる信用金庫が低く見られているようで許せない
といった、いわゆる「妬み」の感情から来ていることが多いです。
信用金庫勤務で、環境や処遇に全て満足しながら仕事をしている人は決して多くありません。
というか、僕の体感ではゼロでした。笑
会社に不満があるけど、転職する勇気もなくて辞められない。
そんな中で転職を決めていく人がいると、
あいつが自分よりいい会社に行くなんて…
転職するなんて、信用金庫を捨てるのか…
といった感情を持ってしまう人も多いでしょう。
しかし、その感情をそのまま表に出して言う人は少ないです。
そういう人は決まって、その感情をオブラートに包み、最終的に
「信用金庫を辞めるなんてもったいない」と言ってくるのです。
他人のマイナスな感情を気にする必要はありません。
「もったいない」と言われても無視でOKな理由
「信用金庫を辞めるのはもったいない」と言われて悩んでいる人。
結論、シンプルに無視してOKです。
無視した方が良い理由はこの3つです。
- 信用金庫に将来性が無いから
- 信用金庫で得たスキルは転職後も活かしやすいから
- 自分の人生を他人に振り回される必要はないから
信用金庫に将来性が無いから
残念な事実として、信用金庫に将来性はありません。
顧客数も収益も減少している一方であり、今後も減少が予想されます。
平均給与も決して高くはありません。
もったいないと言われ悩んでしまう方は、一旦冷静に数字で現状を判断してみるのがいいと思います。
僕が、公的な数字を根拠に信用金庫の現状と将来性をまとめた記事がありますので、よければ参考にしてください。
≫【具体的な根拠あり】信用金庫の将来は危ない?現状とやばい5つの点を解説!
信用金庫で得たスキルは転職後も活かしやすいから
「もったいない」と言われて悩んでしまう影には
自分が他の会社に行ってもきっと通用しない…
という不安があるのかもしれません。
でも大丈夫。
なぜなら、信用金庫の経験で得たスキルは他社でも活かせるものが多いからです。
- 営業力
- 財務、会計スキル
- 文章作成力 など
実際にこれらのスキルは汎用性が非常に高く、同業種はもちろん他業種でも重宝されます。
不安にならず、信用金庫での経験は他社でも通用すると自信を持ちましょう!
信用金庫で身に付くスキルについてはこちらの記事を参考にしてください。
≫信用金庫からの転職はしやすい!意外な理由と転職後も使える5つのスキルを解説!
自分の人生を他人に振り回される必要はないから
もし今日が人生最後の日だとしたら、私は今日やろうとしたことを本当にやりたいだろうか
出典:スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学でのスピーチの一節より
これはAppleの創業者であるスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学のスピーチで放った有名な一言です。
僕はこの言葉を聞いたとき、頭を思いっきり殴られたような感覚に陥りました。
あなたの人生は1度しかありません。
たった1度の人生を他人の言葉に振り回される必要があるでしょうか?
根拠のない「もったいない」という言葉に悩む気持ちは本当によく分かります。
僕も周りから言われて散々悩みました。
ただ、悩んだ時間は残念ながら時間の無駄でした。
その悩む時間こそが「もったいない」ですよ!
転職するなら転職エージェントの利用がオススメ
なんだ、信用金庫からの転職って全然もったいなくないじゃん!
転職を考えてみよう!
と思ったあなたにオススメなのが、転職エージェントを利用する方法です。
転職エージェントを利用すれば
- 自分に合った企業探し
- スケジュール調整
- 職務経歴書の添削・面接対策
- 給与交渉
など、様々なサポートを完全無料でやってくれます。
もちろん、本格的に転職する前段階のキャリアについての相談だけでもOK。
転職エージェントは転職成功のための必須ツールです!
その中でも、信用金庫職員が絶対に登録するべき転職エージェントは「マイナビ 金融AGENT」です。
理由は、エージェントの担当者が金融業界経験者で構成されており、転職活動のスムーズさが他社と比べて段違いだから。
僕も「マイナビ 金融AGENT」を利用し、信用金庫からホワイト企業(経理&採用)に転職することができました!
まさに信用金庫職員のための転職エージェントなので、絶対にオススメです!
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
≫【最新版】信用金庫職員におすすめの転職エージェント!【完全無料】
まとめ
今回の記事をまとめました。
- 信用金庫を辞めることは決してもったいなくない
- 「もったいない」という言葉はイメージや古い慣習やマイナスの感情から来ており、根拠は無い
- 悩んでいる時間がもったいないので、無視して前向きに考えるべき
実際、僕は10年勤めた信用金庫から転職しましたが、全く後悔はありません。
僕の周りの信用金庫から転職した方から話を聞いても、後悔している人はほとんどいませんでした。
ぜひ、他人の意見に振り回されず前向きに行動してみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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