転職ってどんな手順ですればいいの?
気をつけないといけないことってどんなこと?
こんなお悩みを解決します。
- 転職を考えるところから信用金庫を退職するまでの具体的な手順が分かる
- 各手順での具体的なポイントが分かる
僕(@koumablog)は令和3年に10年勤めた会社(信用金庫)を辞めて、一般企業に転職しました。
本当に平凡な会社員でしたが、思い切って転職した結果、やりたい仕事や自分の時間を手に入れることができて充実した生活を送っています。
転職後の会社では「経理」と「採用関係」を担当しています。
- 実際に10年勤めた会社から転職した経験があること
- 今の仕事で中途採用に携わり、企業側の目線からも話ができること
- 今の仕事で様々な人材会社から最新の情報を聞いていること
これらの経験をもとに情報をお届けしますので、きっとあなたのお役に立てると思います!
転職ってどんな風に進めていけばいいか分かりませんよね。
実際、僕は正しい手順を踏まずに転職活動をしてしまい、後悔した経験があります。
正しい手順で転職活動をしないと
転職したけど、イメージと全然違った…
転職先で自分の長所をまったく活かせない…
といった失敗が起こってしまいます。
自分に合った最高の会社を見つけたいのであれば、手順を押さえて行動することが必須ですよ!
信用金庫からの転職はこの8つのステップを押さえておけば大丈夫です。
- 転職の「軸」を決める
- キャリアの整理をする
- 適正年収を知る
- 転職サイト・転職エージェントに登録する
- 職務経歴書を作成する
- 面接を受ける
- 内定をもらったら、客観的&冷静に分析する
- 今の会社に退職を申し出る
順番に解説していきます!
信用金庫から転職するまでの具体的な8ステップ
実際に転職するまでの各手順の具体的なポイントがこちらです。
仕事をする上で自分が最優先したい条件をじっくり考える
今までの経験を整理し、実績(実績までの過程含む)と強みを言語化する
自分の年収の相場を知る
誰にも相談せず、自分のペースで進めたい方は転職サイトに登録
アドバイスを受けながら、効率よく進めたい方は転職エージェントに登録
職務経歴書は自分のスキル・具体的な実績・プロセスを必ず記載し、差別化する
面接は「どう」話すかではなく「何を」話すかで決まることを徹底的に意識する
一旦冷静になり、徹底的に分析する
引き止められても退職の意思は曲げない
前向きな理由を伝える
退職日まで仕事の手を抜かない など
各ステップとポイントについて詳しく解説していきます!
各ステップのポイント
転職の「軸」を決める
ここが最初にして最も重要なステップです。
「転職しようかな…」と考えたら、まずは転職の「軸」を決めましょう。
「軸」ってなに?
転職の「軸」とは、「仕事をする上で自分が最も優先したい条件」のことです。
たとえば
- 仕事内容
- 収入
- 勤務条件
- 福利厚生
- 昇進
など。
様々な条件の中から、「自分が最も優先したい条件」を決めて下さい。
このステップが大事な理由は、
軸を決めずに転職活動を始めても、求人を絞れず結局失敗してしまうから。
転職活動をスタートする上で、あなたにぜひ頭に入れておいてほしいことは
全ての項目が今よりも良くなる転職なんてほとんどない
ということです。
「全てをよくしよう」と思って転職活動をする人は、ほぼ間違いなく成功しません。
この条件が今の仕事より魅力的であれば転職する!
と断言できるような「軸」をじっくり考えてください。
この軸は本当に人それぞれであり正解は無いです。
「軸」なんてどうやって決めたらいいの?
という方は、こちらの記事を参考にしてください。
≫【10分で決まる】「転職の軸」の選び方&よく選ばれる軸を徹底解説!
仕事をする上で自分が最優先したい条件をじっくり考える
キャリアの棚卸しをする
次のステップでは、自分自身のこれまでのキャリアを棚卸しして整理します。
キャリアを整理することで
- 自分の実績や強みが分かる
- 転職の軸が定まる
- 職務経歴書・面接の質が上がる
など、転職活動の基礎を固めることができます。
キャリアの整理ってどうやってすればいいの?
やるべきことは
- 今までの仕事の経歴を書き出す
- 1日の仕事のスケジュールを書き出す
- 2つの表を分析して自分の実績・強みを言語化する
の3つだけ。
つまり、「自分がどんな経験をしてきたかを書き出し、客観的に見てみる」ということです。
手順は分かったけど具体的にどうすればいいの?
という方は、こちらの記事に詳しく書いているので参考にしてください。
≫【たった3ステップ】キャリアの棚卸しの手順を具体的に解説!
- 今までの経験を整理し、実績(実績までの過程含む)と強みを言語化する
適正年収を知る
キャリアの整理が終わったら、転職活動を行う前に、自分の市場価値=年収を確認します。
理由は、転職活動を行う前に、相場を知っておくことが大切だからです。
相場を知らずに転職活動をしてしまうと
- 適正な希望年収を伝えられず、年収が下がってしまう
- 内定をもらった際に、提示された年収が適正かどうか判断できない
ということに繋がります。
これに気付かずにいると、最悪の場合、「転職だから年収が下がっても仕方ないか…」という発想になってしまいます。
年収を下げての転職は、基本的には不満が残ってしまうことが多いです。
そのため、必ず年収の相場は知っておきましょう。
年収の相場なんてどうやって調べればいいの?
という方はこちらの記事を参考にしてください。
≫【3分で分かる】転職の適正年収の診断方法を解説!【登録なし】
転職活動を始める前に、自分の年収の相場を知る
転職サイト・転職エージェントに登録する
ここまで終わったら、いよいよ本格的に転職活動をしていきましょう。
転職活動を成功させるためには、情報収集が必須です。
オススメの方法は
- 転職サイト
- 転職エージェント
に登録することです。
それぞれの違いは、
- 自分で求人情報を見て情報収集する
- 自分で応募し、スケジュール調整する
- 誰にも相談せず自分のペースで活動したい人向け
- 担当者に、マッチしそうな求人を紹介してもらう
- 担当者が応募やスケジュール調整してくれる
- 色々アドバイスを受けながら活動したい人向け
です。
どちらの方法も長所がありますので、管理できるのであれば、両方のサービスを試してみることをオススメします。
特に転職エージェントは職務経歴書や面接対策などのアドバイスから給与交渉まで代行してくれるので非常に優秀。
本サイトで紹介する転職サイト、転職エージェントともに基本的に完全無料です。
無料でここまでのサービスが受けられるのは嬉しいですね。
転職サイト&エージェントっていっぱいあるけどどこに登録すればいいの?
というあなたには、
- 転職サイト:doda
- 転職エージェント:マイナビ 金融AGENT
をオススメします。この2つのサービスに登録しておけば、まず間違いありません。
この2つのサービスの詳細や、他のオススメ転職サイト&転職エージェントについては、僕が
- 僕自身が転職サイト&転職エージェントを利用した実体験
- 今の採用の仕事で様々な人材会社から最新の情報を聞いている体験
- 実際の利用者の口コミ
をもとに書いたこちらの記事をご覧ください。
≫【最新版】信用金庫職員におすすめの転職エージェント!【無料】
- 誰にも相談せず、自分のペースで進めたい方は転職サイトに登録
- アドバイスを受けながら、効率よく進めたい方は転職エージェントに登録
- どちらも長所があるため、管理可能であれば両方登録するのがオススメ
職務経歴書を作成する
転職サイト・転職エージェントに登録した後は、「職務経歴書」を作成します。
ここで気をつけなければいけないのは
他者と違う個性を出す
ということです。
経歴と業務内容、資格などを記載しているだけでは、まず選考に通りません。
そこで個性を出すために、先ほどキャリアを整理したときに出てきた
- 具体的な実績
- 実績を上げるまでのプロセス
- 応募先の求める人物像に合っていること
を前面に押し出して書きましょう。
実績やプロセスは人によってさまざまなので、個性を出して周りと差別化することができます!
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
≫【サンプルあり】信用金庫職員の職務経歴書の書き方のコツ5選を解説!
- 職務経歴書は自分のスキル・具体的な実績・プロセスを必ず記載し、差別化する
面接を受ける
書類選考に通過したら、いよいよ面接です。
面接でもっとも重要なことは
- 「どう」話すかではなく「何を」話すかを意識すること
ことです。
面接対策は「上手にペラペラ話せるテクニックを身につける」ことではありません。
「自分の意見や強みをしっかりと説明できるようになる」ことです。
つまり、「どう」話すのかではなく「何を」話すかで決まるということです。
これを意識せずに練習を繰り返しても、中身の濃い面接対策にはなりません。
面接対策は「何を伝えるか」を徹底的に意識してください。
前提は分かったけど面接に向けてのコツも知りたいよ!
という方は、面接対策のコツなどをまとめたこちらの記事を参考にしてください。
≫絶対に聞かれる質問が分かる!転職の面接対策のコツ7選を解説!
- 面接は「どう」話すかではなく「何を」話すかで決まることを徹底的に意識する
内定をもらったら、客観的&冷静に分析する
おめでとうございます!無事面接を通過し内定をもらいました。
しかし、ここで舞い上がらないようにしましょう。
内定をもらったら行うべきことは、内定をもらった企業が
- 本当に自分の軸に合っている企業なのか
- 仕事内容は自分のキャリアや強みを活かせるのか
- 提示された給与は相場と比較して適切か
- この転職で、自分の退職したい目的を達成できるか
- 転職先の雰囲気、人間関係はどうか
- 財務状況や将来性はどうか
など、全てを網羅して徹底的に考えましょう。
ここでのポイントは、「客観的&冷静に考える」ことです。
内定をもらうと、つい浮かれて判断が甘くなります。
ここで冷静になり、客観的に判断しないと転職に失敗してしまいます。
思いつく限りのことを全て振り返り、「本当にこの転職は正しいのか」をもう1度考えてみましょう。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
≫転職活動で内定が出たが迷う…決められない人が考えるべき7つのこと
また、内定に対しての返事は「承諾」「保留」「辞退」の3パターンがあります。
各パターンのコツ、例文についてはこちらの記事を参考にしてください。
≫【承諾】転職の内定承諾における3つのポイントと返事の方法を解説!
≫【保留】承諾後の辞退はNG!内定を保留したいときに抑える3つのポイント!
≫【辞退】内定を辞退したいときに必ず伝えるべき3つのポイント
一旦冷静になり、徹底的に分析する
今の会社に退職を申し出る
冷静に分析した結果、
それでも転職したい!
と思えたら、いよいよ今の会社に退職の意志を伝えます。
退職の意志を伝える際のポイントは、
- 必要なものを事前に準備しておく
- 上司と2人きりで話す
- 退職の意思を絶対に曲げない
- 転職先は言わない
- 使う言葉は「お礼」「謝罪」「決意」の3語のみ
- 前向きな理由を伝える
- 余裕を持った退職時期を伝える
- 退職日まで仕事の手を抜かない
の8つです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
- 引き止められても退職の意思は曲げない
- 前向きな理由を伝える
- 退職日まで仕事の手を抜かない など
まとめ
最後に、各ステップとポイントをまとめます。
仕事をする上で、自分が最優先したい条件を客観的に分析する
今までの経験を整理し、実績(実績までの過程含む)と強みを言語化する
自分の年収の相場を知る
誰にも相談せず、自分のペースで進めたい方は転職サイトに登録
アドバイスを受けながら、効率よく進めたい方は転職エージェントに登録
職務経歴書は自分のスキル・具体的な実績・プロセスを必ず記載し、差別化する
転職理由は前向きな理由を話す
こちらから心を開き、人間性が見える話をする
低姿勢になりすぎず、自信を持って臨む
一旦冷静になり、徹底的に分析する
引き止められても退職の意思は曲げない
前向きな理由を伝える
退職日まで仕事の手を抜かない など
各ポイントを押さえて、満足できる転職にしましょう!
あなたが良い転職ができることを願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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